特にストーリーがあるわけではありません。
映画の題材になるような出来事は、何ひとつおこりません。
京都のとある静かな町に、3人の女性がやってきて店を始めます。小林聡美さん演じるセツコは、ウイスキーしか出さないバーを。小泉今日子さん演じるタカコは、コーヒーショップを。市川実日子さん演じるハツミは豆腐屋を。水に関連した仕事をしています。
その周りには、もたいまさこさん、加瀬亮さんと、『かもめ食堂』『めがね』などの、あのメンバーが登場します。
彼女らは、なんとなく出会い、会話をし、食事をし、日常を送っていきます。
何とも言えぬ、ゆるく、ゆったりとした空気感を漂わせます。
そんな映画、それだけの映画です。
それだけですが、何かを感じる人は、感じる。
意味もないのに、ボーと小川を眺めてしまうのと一緒なのかもしれません。ボーとしてても、何かを感じたりします。リフレッシュできたりします。何か頑張ろうと思えたりします。
この映画でどう思うかは、自分次第。そんな映画。
休日を楽しみたくて観に行くよりも、何もすることがない休日に観に行ったほうがいいかもしれません。週の真ん中、疲れがたまった水曜日あたりに、仕事帰りに観るのがいいかもしれません。カップルで観るより、ひとりで観る方がいいかもしれません。
豆腐には味がないと言う人もいますが、そんなことはない。
3/5 マザーウォーター

